○抵当権抹消
住宅ローンや不動産担保ローンを完済したら、抵当権をきっちり抹消しておきましょう。
【抵当権抹消手続Q&A】
Q.住宅ローンを完済しましたが、(根)抵当権の抹消登記はしなければならないのでしょうか?
A.住宅ローンなど、抵当権で担保されていた借入金を返済しても、抵当権の登記は勝手に消滅するわけではありません。抹消するための手続きが別途必要です。抵当権を抹消しないで放置しておくと、そのままでは不動産を売却できない、新たな借入れができないなどの不都合が生じます。
Q.(根)抵当権抹消の手続は、住宅ローンなどを完済した後、すぐに行う必要があるのでしょうか?
A.(根)抵当権抹消登記自体に制限期間などはありません。しかし、手続きに必要な書類の中に、有効期限のあるものもあります。有効期限が切れてしまうと、その書類を取り直すことになり、費用が余分にかかってしまいます。また、放置期間が長くなると休眠担保という状態になる場合があり、抹消するのに多大な費用がかかってしまうことがあります。よって、金融機関から抹消手続きに必要な書類を交付された際に、手続きを行っておくのが最も良い方法でしょう
Q.抹消登記手続きが完了するまで、どれくらいの日数がかかりますか?
A.登記を申請する管轄法務局の混雑具合にもよりますが、おおむねご依頼いただいてから3日から5日ほどです。